2月の満月(Snow Moon)を撮影しました

昨夜2月24日の満月(スノームーン)を撮影しました。

自宅のある京都府北部は雲が多い予報だった為、雲の少ない場所を求めて車で約2時間の岐阜県関ケ原町まで遠征です。

ぴったり満月となる時刻が21時30分となっていたのでそれを狙っていたのですが残念ながらその時刻は雲がかかってしまい撮影ができず、その59分前の20時31分に撮影した画像です。

2月の満月 スノームーン(雪月)

撮影日:2024年2月24日 撮影時刻:20時31分
撮影地:岐阜県関ケ原町
撮影ソフト:SharpCap4.1 露光時間2mS×500Frame
鏡筒: SkyWacher BKP200/800、焦点距離:800mm
カメラ:QHY268C(Readout Mode#0Gain:32 OffSet:30 Temp:-8℃)
フィルター: IDAS HEUIB-Ⅱ
赤道儀:SkyWatcher EQ6R、極軸合わせ:PoleMaster
画像処理: AutoStakkert_4.0.11(Frame75%Stack) 、RegiStax 6 、Photoshop CS2

上記画像の彩度を上げて処理すると海の明るさの微妙な違いがわかって面白いです。

RawTherapee 5.8にて彩度調整

撮影時刻に関ケ原町で見えていた月の位置をプラネタリウムソフトのStellariumで表示します

2月24日 20:31 岐阜県関ケ原町から見えた月の位置 東に見えていました

 

今後2024年3月から12月までの満月となる日本国内での日時(国立天文台発表の暦要項による)は次の通りとなっていますが、プラネタリウムソフトのStellariumで観測地を私の自宅がある京都府舞鶴市として表示させた所、ぴったり満月となる時刻(国立天文台の中央標準時にて)に実際に見る事が出来るのは5月、8月、10月、12月 の4回だけでした(※ぴったりの時刻に見えない月日でも、ぴったりの時刻にこだわらなければその日の月出から月没までの時間に見る事はできます)。

その4回についてはStellarium表示で舞鶴市から見える方角と高度を掲載します。

満月の名前は、アメリカの先住民(ネイティブ・アメリカン)が名付けたといわれるもので季節を把握する為の時期に合った名前となっています。

3月 ワームムーン(芋虫月)

 3月25日 16:00

4月 ピンクムーン(桃色月)

 4月24日 08:49

5月 フラワームーン(花月

 5月23日 22:53

2024年5月23日22:53に舞鶴市から見える満月の位置 南南東に見えます
6月 ストロベリームーン(苺月)

 6月22日 10:08

7月 バックムーン(雄鹿月)

 7月21日 19:17

8月 スタージョンムーン(チョウザメ月)

 8月20日 03:26

2024年8月20日03;26に舞鶴市から見える満月の位置 南西に見えます
9月 ハーベストムーン(収穫月)

 9月18日 11:34

10月 ハンターズムーン(狩猟月)

 10月17日 20:26  

2024年10月17日20:26に 舞鶴市から見える満月の位置 東南東に見えます
11月 ビーバームーン(ビーバー月)

 11月16日 06:29

12月 コールドムーン(寒月)

 12月15日 18:02

2024年12月15日18:02に 舞鶴市から見える満月の位置 東北東に見えます

 

ちなみに、先月2024年1月26日の満月となった時刻では天候が良ければ見る事が出来た様です。

1月 ウルフムーン(狼月)

2024年1月26日 02:54

2024年1月26日 02:54 舞鶴市からの満月位置

日本国内では地域による時差は設定されておらずどの地域でも同じ時間を使用している為、満月となる時刻はどの地域でも同じという事になりますが、見える位置(高度)はその地域によって変わります。

 

その時の天候が良好で綺麗な満月が見られたら良いですね。

今回は以上です。